【新規開拓】異業種交流会は意味がない?参加のメリット・デメリットと成果を出す5つのコツ

営業スキル・ノウハウ

異業種交流会に参加してみたものの、名刺交換だけで終わってしまったという経験を持つ営業担当者は多いでしょう。時間とお金をかけて参加する以上、きちんと成果につなげたいと考えるのは当然のことです。

今回は、異業種交流会というものがそもそもどういう場なのか、参加するメリットとデメリットを整理したうえで、成果を出すための具体的なポイントをお伝えしていきます。交流会への参加を検討している方、過去に参加して手応えを感じられなかった方の参考になればと思います。

寅部長
寅部長

この記事はこんな人におすすめ

  • 異業種交流会への参加を検討している営業担当者
  • 交流会に参加したが成果につながらなかった経験がある人
  • 新規開拓の手法の一つとして人脈づくりに興味がある人
  • 決裁者クラスとの接点を効率的に作りたいと考えている人

異業種交流会とは?

異業種交流会とは、業種の異なる企業の担当者が集まり、名刺交換や情報交換を行う場のことを指します。商工会議所や業界団体が主催するものから、民間企業が開催する会員制のものまで、形式は様々です。

ここで押さえておきたいのが、会費によって参加者の層が大きく変わるという点です。数千円程度の無料に近い会は、名刺交換目的の営業担当者が多く集まる傾向があります。一方、数万円単位の会費を設定している会は、経営者や役員クラスの参加者が中心になりやすいと言われています。つまり、どんな相手と出会いたいかによって、選ぶべき会のレベルが変わってくるということですね。

参加するメリットは?

異業種交流会に参加する最大のメリットは、普段の営業活動では出会えない層の相手と直接話せる機会が得られることです。テレアポや飛び込みでは受付の段階で止められてしまうような決裁者クラスの方とも、名刺交換のきっかけさえあれば言葉を交わすことができます。

また、異業種の情報が集まるという点も見逃せません。自社の業界の常識が他業種では通用しない、あるいは逆に他業種の成功事例が自社に応用できる、といった気づきが得られることもあります。人脈だけでなく情報面での収穫も期待できる場だと考えます。

  • 決裁者クラスと直接接点を持てる可能性がある
  • 異業種ならではの情報やトレンドに触れられる
  • 同じ悩みを持つ他業種の担当者とつながれる

参加のデメリット・注意点は?

一方で、異業種交流会にはデメリットもあります。まず、会によっては営業目的の参加者ばかりが集まり、お互いに売り込み合うだけで終わってしまうことがあります。せっかく参加費を払ったのに、名刺が増えただけで終わってしまったという声は現場でもよく聞かれます。

ただし、これは会の選び方や事前準備次第である程度避けられる部分でもあります。闇雲に参加するのではなく、目的意識を持って臨むことが大事だと私は考えます。

  • 営業目的の参加者が多い会では成果が出にくい
  • 一方的な売り込みをすると敬遠されやすい
  • 参加するだけで満足してしまい行動に移せないケースがある

成果を出すための5つのポイント

では、異業種交流会で実際に成果を出すにはどうすればよいのでしょうか。私が大事だと思うポイントを5つ挙げていきます。

大人数が参加する交流会では、自己紹介の持ち時間が1人あたり1分程度に設定されていることが多いという調査結果もあります。この短い時間でいかに印象を残せるかが最初の分かれ目になります。業種、強み、誰の役に立てるかを簡潔にまとめ、何度も声に出して練習しておきましょう。

また、他社の自己PRを聞く姿勢も重要です。発言内容や話し方から、その場でのキーマンが誰なのかを見極める意識を持つと、休憩時間や名刺交換のタイミングで誰に声をかけるべきかが見えてきます。積極的に声をかけることと、一度きりで終わらせず複数回同じ会に参加して関係を深めていくことも、信頼構築には欠かせません。

そして最も差がつくのが参加後のフォローです。会の当日中、遅くとも翌日にはお礼の連絡を入れる。このスピード感が、数ある名刺の中から自分を思い出してもらえるかどうかを左右します。

  • 1分程度で伝わる自己PRを事前に準備する
  • 他社の自己PRからキーマンを見極める
  • 積極的に声をかけ、複数回参加して関係を深める
  • 会の当日〜翌日中に素早くフォローの連絡を入れる
  • 売り込みではなく相手の課題を聞く姿勢を持つ

押さえたいポイント 押さえたいポイント

  • 自己PRを1分以内にまとめて練習しておく
  • 他社の話をよく聞いてキーマンを見極める
  • 当日〜翌日中にお礼の連絡を入れる
  • 同じ会に複数回参加して関係を育てる

気をつけたい点 気をつけたい点

  • 初対面でいきなり自社商品を売り込む
  • 名刺交換だけで満足して終わる
  • フォローの連絡を後回しにする
  • 会の雰囲気や会費を確認せずに参加する

効率よく決裁者と出会う方法はないのか

ここまで異業種交流会の活用法をお伝えしてきましたが、正直なところ「毎回会場に足を運んで、運よく決裁者に出会えるかどうかを待つ」というやり方に限界を感じている方もいるのではないでしょうか。

そうした課題に対応する形で登場しているのが、決裁者同士をオンラインでマッチングするサービスです。こうしたサービスには数万人規模の決裁者が登録しているとされ、交流会のように会場に出向かなくても、条件を絞って効率的に商談相手を探せる点が特徴です。実際に導入した企業が短期間で契約に至った事例も紹介されており、人脈づくりを効率化したい営業担当者にとっては検討する価値のある選択肢だと思います。

もちろん、対面での交流会ならではの空気感や信頼構築のしやすさもありますので、どちらか一方だけに頼るのではなく、目的に応じて使い分けるのが現実的ではないでしょうか。

よくある疑問(FAQ)

  • Q. 交流会は何回くらい参加すれば成果が出ますか? → 一度きりではなく、同じ会に複数回参加して顔を覚えてもらうことが関係構築のカギだと言われています。
  • Q. 名刺交換した相手には何を話せばいいですか? → いきなり自社商品の話をするのではなく、相手の業種や課題について質問することから始めるのがおすすめです。
  • Q. 無料の交流会と有料の交流会、どちらに参加すべきですか? → 目的次第です。幅広く人脈を広げたいなら無料の会、決裁者クラスと話したいなら相応の会費がかかる会を選ぶとよいでしょう。

まとめ

異業種交流会は、使い方次第で新規開拓の有力な武器にも、時間とお金の無駄にもなり得る場だと思います。会の選び方、自己PRの準備、そして参加後のフォローまで一連の流れを意識することで、成果は大きく変わってくるでしょう。

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